研究課題/領域番号 |
16K17262
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
社会福祉学
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研究機関 | 山口大学 |
研究代表者 |
矢田 浩紀 山口大学, 大学院医学系研究科, 講師 (80644442)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 精神保健福祉士 / 職業性ストレス / 精神科 / メンタルヘルス / 社会学 / ストレス |
研究成果の概要 |
精神保健福祉士(PSW)の職業性ストレス尺度の構成要因を明らかとした結果、「PSWの業務の煩雑性」、「精神障害者を地域へ橋渡しすることの困難さ」、「PSWとしての能力不足」、「PSWの職場環境」、「PSWが対象とする者との関わりにおいて生じる負担」、「他職員との間の葛藤」の要因68項目を明らかとした。しかし、同じ精神科医療・福祉に携わる精神科看護職者と比較した場合、「PSWの業務の煩雑性」、「精神障害者を地域へ橋渡しすることの困難さ」、 「PSWの職場環境」はPSW独自のストレスであり項目を精選化させ、海外のPSWのストレスをレビューすることで国際的に通用する尺度作成の必要性が示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
精神保健福祉士(PSW)の職業性ストレス尺度の構成要因を明らかとした結果、「PSWの業務の煩雑性」、「精神障害者を地域へ橋渡しすることの困難さ」、「PSWとしての能力不足」、「PSWの職場環境」、「PSWが対象とする者との関わりにおいて生じる負担」、「他職員との間の葛藤」のうち、「PSWの業務の煩雑性」、「精神障害者を地域へ橋渡しすることの困難さ」、 「PSWの職場環境」の要素はPSWの独自の職業性ストレスと考えられた。これら独自の職業性ストレスを測定し検討していくことは、PSW個別の職業性ストレスの軽減に資すると考えられた。
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