研究課題/領域番号 |
16K17302
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
社会心理学
|
研究機関 | 横浜国立大学 |
研究代表者 |
高本 真寛 横浜国立大学, 教育学部, 准教授 (90743790)
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
|
配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
|
キーワード | 大学生 / アルバイト就労 / 抑うつ / 修学 / 若年労働者 / アルバイト / 疲労 / 学業 / 学業成績 / 社会問題 |
研究成果の概要 |
本研究課題は,大学生等を対象にアルバイト就労に伴う疲労の蓄積や睡眠時間の変動が健康状態や修学に及ぼす影響の検討であった。本研究では,大学生等と若年労働者との比較調査や短・中期の追跡調査を行った。その結果,アルバイトに従事する大学生等の健康水準は若年労働者と同水準であり,アルバイト就労が健康問題や学業に対するリスクとなりうることなどが明らかにされた。本研究の成果を通して,大学生等による過重労働や深夜業も一般労働者と同程度にリスクマネージメントが求められることが示された。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究課題では,これまで労働衛生分野において対象とされてこなかった大学生等を対象とし,アルバイト就労が健康状態や修学状況にどのような影響を及ぼすかを検討した。その結果,大学生等の抑うつ状態は深夜業に従事する一般労働者と同水準であった。また,大学生等においても,日々の睡眠時間を十分に確保することが,健康状態の維持や学業に支障を来さないために重要であることも明らかにされた。これらの結果を通して,健康管理や修学支援の観点に基づく大学生等におけるアルバイト就労に関する研究の必要性が示された。
|