研究課題/領域番号 |
16K17319
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
教育心理学
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研究機関 | 愛知学院大学 |
研究代表者 |
太幡 直也 愛知学院大学, 総合政策学部, 准教授 (00553786)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2018年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | チームワーク能力 / 対人関係・行動 / 教育系心理学 / トレーニング |
研究成果の概要 |
本研究課題は、太幡(2016)が開発した大学生のチームワーク能力を向上させるトレーニングの有効性を多面的に示すことを目的とした。4つの実証研究を通して得られた主な結果としては、(1)トレーニングはさまざまな学年の大学生に有効であること、(2)チームワーク能力の構成要素であるコミュニケーション能力の向上に伴い、残りの構成要素が向上すると想定されること、(3)トレーニングの必要性を高く認識した者はトレーニングによってチームワーク能力の多くが向上したこと、(4)チームワーク能力の変化と受講動機には有意な関連はほとんどみられなかったことが挙げられる。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
研究成果の学術的意義として、チームワーク能力に関する研究の知見の蓄積に貢献できた点が挙げられる。チームワーク能力の構成要素をトレーニングで向上させることができることを実証できたことに加え、チームワーク能力の構成要素間の関連について実証的知見を蓄積することができた。また、社会的意義として、社会のニーズに適合した能力を有する学生を育成することに寄与する、社会的貢献性の高い知見を提供できた点が挙げられる。申請者が開発した大学生のチームワーク能力を向上させるトレーニングは、大学生の“社会人基礎力”を向上させる方策の一つとなることを明確に示すことができた。
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