研究課題/領域番号 |
16K17707
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
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研究機関 | 立教大学 |
研究代表者 |
小林 努 立教大学, 理学部, 教授 (40580212)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | インフレーション / 修正重力理論 / 宇宙論 / 中性子星 / 重力波 / 初期特異点 |
研究成果の概要 |
一般的なスカラー・テンソル理論にもとづく宇宙論・宇宙物理学の諸側面について、多様な研究を展開した。特に、最新の重力波観測と整合的な修正重力理論に対し、宇宙論・宇宙物理学的な観点から制限を与えるための研究として、そのような理論における遮蔽機構を解析的に調べた。また、密度揺らぎの進化、相対論的天体の構造についての数値的解析もおこない、そのような修正重力理論の観測的・実験的検証可能性について議論した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
修正重力理論に対する理解が進んだことで、「重力を記述する基礎理論として、一般相対論はどの程度正しいのか?」という問いに対し、これまでよりも精度の高い回答を与えることができるようになった。特に、最新の重力波観測と関連させて重力理論の検証を狙ったところに科学的意義がある。 理論物理学の研究は自然科学のきわめて基礎的な側面に関わるものであり、ただちに社会的意義に直結するようなものではない。
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