研究課題/領域番号 |
16K17784
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生物物理・化学物理・ソフトマターの物理
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研究機関 | 神奈川大学 |
研究代表者 |
藪下 篤史 神奈川大学, 付置研究所, 客員教授 (20376536)
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研究協力者 |
岩倉 いずみ 神奈川大学
Chen Pei-Feng Academia Sinica
Lo Hsin-Pin National Chiao-Tung University
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 超高速分光 / フェムト秒レーザー / ヘム蛋白 / 光反応 / 光物性 |
研究成果の概要 |
ヘムたんぱく質は生体内で重要な機能を持っており、ヘモグロビンは呼吸で得た酸素を体内に輸送しエネルギーを与え、一酸化窒素合成酵素(NOS)から発生する一酸化窒素(NO)は血流、神経伝達、免疫をコントロールする。これらの機能のトリガーとなる初期過程は分子のヘムたんぱく質からの超高速乖離であるが、その重要性にもかかわらず、未だその詳細は明らかにされていない。本研究課題ではこれらの乖離過程を明らかにするため、独自の超短パルスレーザー光源を開発し、これを用いた超高速分光実験を行いNOSの超高速反応ダイナミクスを解明した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ヘムたんぱく質は生体内で重要な機能を持っており、ヘモグロビンは呼吸で得た酸素を体内に輸送しエネルギーを与え、一酸化窒素合成酵素(NOS)から発生する一酸化窒素(NO)は血流、神経伝達、免疫をコントロールする。これらの機能のトリガーとなる初期過程は分子のヘムたんぱく質からの超高速乖離であり、本研究課題では超短パルスレーザー光源を開発することにより、NOSをはじめ様々な物質の超高速反応メカニズムを明らかにした。
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