研究課題/領域番号 |
16K18016
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
流体工学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
稲葉 匡司 大阪大学, 工学研究科, 助教 (00648511)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | 分子気体力学 / Boltzmann方程式 / 蒸発 / 凝縮 / 多成分混合気体 / 音波 / 蒸発・凝縮 |
研究成果の概要 |
単原子分子の多成分混合気体に関する非定常な弱い蒸発・凝縮を分子気体力学にもとづいた理論および数値計算によって解析することにより、気液界面近傍に形成されるKnudsen層とその外側に広がる流体力学的方程式系で記述される領域によって構成される流れ場のマルチスケール構造および非凝縮性気体が含まれる場合の蒸気の振る舞いを明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
気液界面における蒸気の定常な蒸発・凝縮に関して、分子気体力学にもとづく研究は数多く行われているが、非定常な蒸発・凝縮に関してはいまだ明らかになっていない点が多く残されている。本研究で得られた成果は、多成分混合気体の非定常な弱い蒸発・凝縮をともなう流体力学の基礎方程式系となることから、基礎的かつ本質的に重要な知見である。
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