研究課題/領域番号 |
16K18021
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
流体工学
|
研究機関 | 海上保安大学校(国際海洋政策研究センター) (2018) 広島商船高等専門学校 (2017) 一般財団法人電力中央研究所 (2016) |
研究代表者 |
若松 裕紀 海上保安大学校(国際海洋政策研究センター), 国際海洋政策研究センター, 講師 (30589304)
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
|
配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
|
キーワード | 流体力学 / 数値計算 / 計算手法 / 空力音 / シミュレーション工学 / 流体工学 |
研究成果の概要 |
本研究における成果の1つ目は、非周期境界条件におけるコンパクトスキームの組み合わせの精度の次数の考え方の問題点を指摘したことである。具体的には、これまで、コンパクトスキームの精度の次数は境界に用いる差分スキームの影響を考慮していなかったが、本研究成果によって、コンパクトスキームの組み合わせの精度の次数は境界に用いる差分スキームの影響を受けることを数式を用いて明らかにした。本研究における成果の2つ目は、本研究で用いた計算条件においては、解像度の大きい陽的差分スキームは、コンパクトスキームと同様に空力音の数値計算に適することを示した。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究成果の学術的な意義は、非周期境界条件におけるコンパクトスキームの精度の次数の考え方の問題点を指摘したことにある。具体的には、本研究成果によって、コンパクトスキーム組み合わせの精度の次数は境界に用いる差分スキームの影響を受けることを数式を用いて明らかにした。 本研究成果の社会的な意義は、コンパクトスキームの組み合わせの精度の次数の課題を新たに明らかにするとともに、コンパクトスキームと陽的スキームを用いた場合の空力音の計算結果に与える影響について本研究で用いた計算条件において定量的に示したことにある。
|