研究課題/領域番号 |
16K18110
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
通信・ネットワーク工学
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研究機関 | 三重大学 (2018) 明石工業高等専門学校 (2016-2017) |
研究代表者 |
成枝 秀介 三重大学, 工学研究科, 准教授 (90549544)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | コグニティブ無線 / 無線信号処理 / 無線信号検出 / スペクトルセンシング / 無線通信方式・機器 / 信号処理 |
研究成果の概要 |
本研究課題では,総センシング時間を考慮した選択ダイバーシチ方式を用いるスペクトルセンシング技術を開発した.開発技術では,総センシング時間のうち,素子選択時間と選択素子による信号検出時間を設け,これら二つの時間で計算された検定統計量を信号検出に使用している.素子選択時間と信号検出時間を適切に設計することで,信号検出精度を向上できた.低ハードウェアコストで実現可能な本技術について基盤技術を確立した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
従来技術では素子選択基準設計などに関する研究が多く発表されてきたが,従来技術を実システム上で活用するときには,素子選択にある程度の時間を要することは明らかであるにも関わらず,素子選択時間に関する検討はこれまで成されていなかった.本研究では総センシング時間における素子選択時間と信号検出精度の関係を明確にし,信号検出精度改善を目指した素子選択時間の最適設計法を確立できている.
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