研究課題/領域番号 |
16K18192
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
建築構造・材料
|
研究機関 | 中部大学 |
研究代表者 |
余川 弘至 中部大学, 工学部, 講師 (20736087)
|
研究協力者 |
野々山 栄人
八嶋 厚
CUBRINOVSKI Misko
村田 芳信
高田 徹
徳山 義孝
津田 裕也
樋口 翔太郎
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
|
配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
|
キーワード | 液状化 / 戸建て住宅 / 数値解析(粒子法) / 簡易地盤調査 / 数値解析 / 低コスト地盤調査 / 戸建住宅 / 粒子法 / 簡易数値解析 / 簡易調査 |
研究成果の概要 |
大地震が発生するたびに、地盤が液状化し戸建て住宅に傾斜や沈下などの被害が報告されている.これらの被害を軽減するために,本研究では、低コストで実施可能な地盤調査結果を用いた建築物の沈下を予測できる粒子法による解析プログラムを作製した.さらに模型振動台実験や現地調査を行い,被害状況やそのメカニズムを把握した.それらの結果の比較から,本提案手法によって,液状化による構造物の沈下や傾斜を概ね予測することができた.
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究課題における解析プログラムの開発および簡易地盤調査によって,戸建て住宅が抱える特有の問題を解決した液状化による構造物の沈下や傾斜を推定する手法を提案することができた.戸建て住宅における液状化被害が予測でき,設計者による施主に対する高精度な情報提供の実現性も見えている.現在,排水ドレーン工法や浮き基礎工法などの液状化対策工法の開発にも本手法が取り入れられており,今後の液状化対策の普及に大きく貢献するものと推察される.
|