研究課題/領域番号 |
16K18409
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
腫瘍生物学
|
研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
吉野 優樹 東北大学, 加齢医学研究所, 助教 (60755700)
|
研究協力者 |
小林 輝大
鈴木 健太
菅股 真美
遠藤 栞乃
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
|
配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
|
キーワード | BRCA1 / 中心体 / 乳がん / 相同組換え修復 / PLK1 / 癌 / 発がん機構 / 染色体不安定性 / 中心体制御機構 |
研究成果の概要 |
BRCA1の中心体における新たな相互作用分子としてBIP2を同定した。BIP2の過剰発現は中心体増幅を引き起こし、これにはBIP2のC末端領域が必要であることを明らかにした。また、BIP2の過剰発現は中心体のBRCA1局在を増強し、逆にBIP2との相互作用が減弱するBRCA1変異体は中心体への局在が低下したことから、BIP2がBRCA1の中心体局在の制御に関与すると考えられた。 さらに、がん由来のBIP2変異を解析したところ、C末端側の点変異体では中心体制御活性に異常を認め、そのうち1つはBRCA1との相互作用が低下することを明らかにした。
|