研究課題/領域番号 |
16K18453
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
腫瘍治療学
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研究機関 | 高知大学 |
研究代表者 |
廣橋 健太郎 高知大学, 医学部附属病院, 助教 (70457406)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 光温熱治療 / 肺癌 / 近赤外線レーザー / ICG |
研究成果の概要 |
肺癌に対する新たな低侵襲治療の開発を試みた。低出力近赤外線レーザーと光増感物質であるICGの局所注入を組み合わせた光温熱治療の有効性を動物実験で検証した。 ヒト肺癌細胞株で作成したマウス皮下腫瘍モデルを用いた実験では、腫瘍近傍に注入したICGに近赤外線レーザーを照射にすることにより、すべての皮下腫瘍は著明に縮小した。 また、うさぎ肺腫瘍モデルを用いた実験では、対象群である近赤外線レーザー単独群ではほとんど腫瘍は焼灼されず、癌細胞は残存した。一方で、ICG局所注入と近赤外線レーザー照射群では、広範囲に肺腫瘍が焼灼され、大部分の癌細胞が死滅し、本治療法の有効性を確認することができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
近年、肺癌患者の高齢化に伴い、併存症のために標準治療である外科的切除が選択できない症例が増加している。今回、肺癌に対する新たな低侵襲治療の開発を試みた。低出力近赤外線レーザーと光増感物質であるICGの局所注入を組み合わせた光温熱治療の有効性を検証した。ヒト肺癌細胞株で作成したマウス皮下腫瘍モデルを用いた実験では、本治療法により全ての皮下腫瘍は著明に縮小した。また、うさぎ肺腫瘍モデルを用いた実験では、本治療法により、広範囲に肺腫瘍が焼灼され、大部分の癌細胞が死滅し、本治療法の有効性を確認することができた。
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