研究課題/領域番号 |
16K18483
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生物資源保全学
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研究機関 | 鶴岡工業高等専門学校 |
研究代表者 |
久保 響子 鶴岡工業高等専門学校, その他部局等, 助教 (40631180)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 光合成細菌 / 芳香族炭化水素 / 嫌気分解 / 微生物 / 環境 |
研究成果の概要 |
酸素非発生型の光合成細菌に着目し、水界の堆積物を接種源、芳香族炭化水素を基質とした光合成条件下で集積培養を行った。その中で芳香族炭化水素を分解する可能性のある光合成細菌を特定した。また集積培養中から光合成細菌を分離した。うち一種は好気性光合成細菌に分類される種であり、生理学的に新規な特徴を備えていることをゲノム解析と生理学的試験から明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
光照射のみで芳香族炭化水素を分解できる光合成細菌の多様性を解明し、新規集積培養株を得ることは、将来的な光合成細菌のバイオレメディエーションへの利用の幅を広げる。集積培養株を得られたことで、これまで1種しか知られていなかった芳香族炭化水素分解光合成細菌の多様性と、その生理学的な機能の詳細な検討が可能になった。また得られた単離株は系統的に新規な微生物として記載できる可能性がある。
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