研究課題/領域番号 |
16K18778
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
農業環境・情報工学
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研究機関 | 東京農工大学 |
研究代表者 |
辰己 賢一 東京農工大学, (連合)農学研究科(研究院), 准教授 (40505781)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
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キーワード | イネ成長応答モデル / 野外圃場 / 生育調査 / 不確実性 / イネ生長応答モデル / イネ生長モデル / 作物モデル / 圃場 / 収量モデル / イネ / モデルパラメータ / 農業工学 / モデル化 |
研究成果の概要 |
多様な環境場やシナリオに適用可能な高汎化型の作物成長モデルの開発は,潜在的な作物の栽培リスクやその緩和のための対策のために農業現場において希求されている.本研究では,野外圃場でのイネの生育調査と最適化手法に基づく主要モデルパラメータの精緻化および逐次更新手法の開発,それらのモデルへの融合を行った.得られたモデルを野外圃場に適用した結果,既往のパラメータ同定手法と比較して大幅にシミュレーション精度が向上することを確認し,本モデルの有効性を見出した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
環境場や作物の生育状況のばらつきという複雑な課題に対して,農業現場で普及可能な作物成長の再現・予測するための基盤技術の確立が求められている.本研究において,幅広い技術展開を可能とする気候変動時代における作物の生育制御を実現するための基礎的な技術の開発に成功した.得られた成果は,モデル予測に基づく農産物栽培手法への貢献,作物の精密な栽培管理システム構築のための基盤的な技術になると考えている.
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