研究課題/領域番号 |
16K18826
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
昆虫科学
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研究機関 | 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 |
研究代表者 |
坪田 拓也 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構, 生物機能利用研究部門, 主任研究員 (00612772)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | ゲノム編集 / TALEN / カイコ / 遺伝子組換え / 遺伝子発現制御 / TALE |
研究成果の概要 |
カイコの絹タンパク質遺伝子h-fibroin(h-fib)およびその発現を制御する転写制御遺伝子Arrowhead(Awh)を標的とするTALEと、転写抑制因子のリプレッサードメインとの融合タンパク質であるTALERを発現するコンストラクトを作製し、カイコに導入して遺伝子組換えカイコを作出した。h-fibを標的としたTALERについては組換えカイコを獲得することに成功したが、h-fibの発現抑制は見られなかった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
カイコではRNAiによる遺伝子ノックダウンを行うことが著しく困難であり、その代替技術としてTALENの制限酵素部位FokIと転写抑制因子のリプレッサードメインとを差し替えたTALERタンパク質の利用を試みた。本研究では標的遺伝子の発現抑制を確認することはできなかったが、今後改良を加えていく上での足がかりとなる知見を得ることができた。
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