研究課題/領域番号 |
16K18951
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
医療系薬学
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研究機関 | 名古屋市立大学 |
研究代表者 |
保嶋 智也 名古屋市立大学, 大学院薬学研究科, 講師 (50753555)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | トランスポーター / エストロゲン / 乳がん / 小胞体 / エストロゲン硫酸 / 促進拡散 / がん / 癌 |
研究成果の概要 |
硫酸抱合エストロゲンは、細胞膜に発現する種々の有機アニオントランスポーターによって細胞内に輸送される。硫酸抱合エストロゲン自体はエストロゲンレセプターに結合できないため、細胞内でsteroid sulfatase (STS)により硫酸抱合が外される。しかし、STSは小胞体膜の内側に活性部位を有しているため、その生理活性の発現には硫酸抱合体を小胞体内に運ぶ必要がある。今回、その役割を担っているsteroid sulfate transporter 1 (SST1)の同定に成功した。SST1は甲状腺ホルモン等により阻害されることから、これらにより機能が制御される可能性があることが分かった。
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