研究課題/領域番号 |
16K18959
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
医療系薬学
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研究機関 | 武蔵野大学 |
研究代表者 |
工藤 敏之 武蔵野大学, 薬学研究所, 講師 (10584815)
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研究協力者 |
伊藤 清美 武蔵野大学, 薬学研究所, 教授 (60232435)
廣谷 功 武蔵野大学, 薬学研究所, 教授 (70192721)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | metronidazole / 薬物相互作用 / 薬物代謝酵素 / トランスポーター / 薬学 / 酵素 |
研究成果の概要 |
飛躍的に適応が拡大している抗原虫薬メトロニダゾール (MTZ) が関与する薬物相互作用のメカニズム解明に加え、MTZが未知の薬物相互作用を起こす可能性の検討を目的として、主にヒト肝由来試料を用いたin vitro試験を実施した。その結果、主要な薬物代謝酵素の活性および発現あるいは肝取り込みトランスポーターの発現に対して臨床濃度のMTZは顕著な影響を及ぼさないことが明らかとなり、臨床においてMTZがそれらを介する相互作用を起こさないことが示唆された。 今後、MTZ代謝物の影響等についても検討を行うことで、報告されている相互作用のメカニズム解明および臨床におけるMTZの適正使用に繋がると考えられる。
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