研究課題/領域番号 |
16K19090
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
人体病理学
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研究機関 | 藤田保健衛生大学 |
研究代表者 |
櫻井 浩平 藤田保健衛生大学, 医学部, 助教 (10608756)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 唾液腺導管癌 / 転写因子 / FOXA1 / マイクロアレイ / アンドロゲン受容体 / 転写制御 / mRNA / 唾液腺腫瘍 / 病理学 / 分子生物学 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、唾液腺導管癌 SDCの分子病理学的性質を明らかにすることである。SDCはアンドロゲン受容体ARを発現する、比較的まれな唾液腺悪性腫瘍であり、非常に予後が悪いことが特徴である。SDCの増殖はアンドロゲン依存性であることが報告されている。他のAR発現腫瘍(前立腺癌やアポクリン乳癌)と同様に、アンドロゲン遮断療法がSDCに有効であることが明らかになりつつあるが、SDCの遺伝子発現様式の詳細は不明である。本研究ではSDC、前立腺癌、アポクリン乳癌の3腫瘍の遺伝子発現を比較検討することによって、共通あるいは特異的な性質を明らかにし、SDCの診断マーカー同定や治療開発を目指す。
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