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ヒト単球上の潜在型TGF-βの発現調節機構とその発現比率による単球の機能差の解明

研究課題

研究課題/領域番号 16K19105
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 実験病理学
研究機関滋賀医科大学

研究代表者

仲山 美沙子  滋賀医科大学, 医学部, 助教 (00510306)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
キーワードTGF-beta / 単球 / インフルエンザウイルスワクチン / サル / LAP / 潜在型TGF-β / 長期免疫 / カニクイザル / 免疫反応 / ワクチン / TGF-β / インフルエンザウイルス / 動物モデル / マクロファージ / 病理学
研究成果の概要

本研究では、単球上の潜在型TGF-beta(latency-associated peptide、以下LAP)の発現比率の高いサルと低いサルを選別し、インフルエンザウイルス全粒子ワクチンを接種した5年後、高病原性鳥インフルエンザウイルスを感染させた。LAP発現比率の低い群では、LAP発現比率の高い群と比較して、ワクチン接種後のワクチン抗原特異的免疫反応が強く、また感染後の気管拭い液中におけるウイルス量が少なかった。よって、LAP 発現率の低い個体の方が有効な免疫応答が誘導できる可能性が示唆された。

研究成果の学術的意義や社会的意義

増殖因子の一つであるTGF-betaは先天性および適応性免疫を抑制することで知られるが、潜在型TGF-beta(LAP)の細胞表面における発現により免疫反応がどのように調節されているのかは不明な点が多い。
本研究では、試験管内での単球表面におけるLAPの発現が非常に不安定であったことから、生体内での実験が必須と考えられた。ヒトに最も近い動物モデルであるサルを用いたことで、ヒト生体内の現象が再現できた可能性が高いと考えられる。

報告書

(5件)
  • 2019 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書

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公開日: 2016-04-21   更新日: 2021-02-19  

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