研究課題/領域番号 |
16K19124
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
細菌学(含真菌学)
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
中村 佳司 九州大学, 医学研究院, 学術研究員 (60706216)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 百日咳 / 発作性咳嗽 / 気管支敗血症菌 / 実験動物モデル / 感染動物モデル |
研究成果の概要 |
本研究では、百日咳の主症状である咳嗽発作を引き起こす原因因子(咳嗽因子)の同定を目指し、新たに発見された咳嗽発作に関連する細菌側の遺伝子 (cough X: cx、仮称)の機能解析を行った。動物モデルを用いた解析の結果、cx遺伝子産物であるCXは感染宿主体内で咳嗽因子の発現を制御している可能性が高いことが分かった。さらに解析の過程で、既知の転写制御因子が培養液中で咳嗽因子の発現に関与している可能性を見出した。これらの制御因子の下流に存在する遺伝子群の中から、咳嗽因子の探索を行い、いくつかの咳嗽因子候補を見出した。今後これらを詳細に解析することで、咳嗽因子の特定が可能になると考えられた。
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