研究課題/領域番号 |
16K19237
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
医学物理学・放射線技術学
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研究機関 | つくば国際大学 |
研究代表者 |
奥村 英一郎 つくば国際大学, 医療保健学部, 准教授(移行) (60623204)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 乳房画像 / 視線計測 / マンモ認定技師 / マンモ認定医師 / 停留時間 / 移動回数 / 読影の補助 / 視線 / 計算機システム |
研究成果の概要 |
4名のマンモ認定医師、15名のマンモ認定技師を観察者として左右の内外斜位方向(MLO)の30枚の乳房画像を用いて視線計測を行った。また、 4名のマンモ認定医師、23名のマンモ認定技師を観察者としてMLO画像と頭尾方向(CC)画像合計16症例の乳像画像を用いて視線計測を行った。観察者は画像全体を観察し病変が存在する領域を予測したのち、MLO画像では左右対称性、乳腺の濃度勾配を確認するため、病変が存在する領域の左右、上下方向に視線を動かし、CC画像ではMLO画像で疑った領域と乳腺組織が多く存在し、発生頻度が高い、外側の左右方向に視線を動かしながら、病変の位置の確認や正常または異常を区別していた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
乳房画像における腫瘤や微小石灰化などの異常陰影と乳腺組織などの正常組織の識別が大変難しいため、放射線科医が病変を見落とす可能性がある。そこで、マンモ認定医師、マンモ認定技師の読影時の視線の動向を視線計測器にて測定することで、観察者が乳房画像上のどのような箇所に注視し、どのように視線を動かしながら、正常、異常を区別しているかを明らかにすることができた。
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