研究課題/領域番号 |
16K19432
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
循環器内科学
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研究機関 | 聖路加国際大学 |
研究代表者 |
雁金 由美 (椎名 / 椎名 由美) 聖路加国際大学, 聖路加国際病院, 副医長 (90436361)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 成人先天性心疾患 / サルコペニア / レジスタンストレーニング / グレリン / リハビリテーション / フォンタン / チアノーゼ / 心不全 / レプチン / 肥満 / 臨床 / 循環器 / 栄養学 |
研究成果の概要 |
成人先天性心疾患においては若年者でも筋肉量が減少した「サルコペニア(サルコペニア肥満)」の状態を示す。①骨格筋のポンプ機能と②筋肉から分泌されるホルモンのグレリンは心保護に好影響を及ぼす。適切なアミノ酸摂取とレジスタンストレーニングを行うことで、筋肉量の維持のみならず心不全の状態の改善に好影響を及ぼす可能性が示された。特に単心室フォンタン循環では骨格筋による循環サポートが期待できる可能性がある。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
成人先天性心疾患においては若年者でも筋肉量が減少しているいることが明確な問題点として提示された。今回の研究では適切なアミノ酸摂取とレジスタンストレーニングを行うことで筋肉量の維持のみならず心不全の状態の改善に好影響を及ぼす可能性が示された。本研究の結果は、今後の成人先天性心疾患患者における運動リハビリガイドライン作成・運動指導・栄養指導に結び付き、それらを推進する可能性がある。
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