研究課題/領域番号 |
16K19458
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
呼吸器内科学
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研究機関 | 鹿児島大学 |
研究代表者 |
俣木 浩子 鹿児島大学, 附属病院, 医員 (60750750)
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連携研究者 |
関 直彦 千葉大学, 大学院医学研究院, 准教授 (50345013)
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研究協力者 |
井上 博雅 鹿児島大学, 医歯学域医学系, 教授 (30264039)
水野 圭子 鹿児島大学, 医歯学域医学系, 助教 (50531414)
隈元 朋洋 鹿児島大学, 附属病院, 特任助教 (20622517)
上川路 和人 鹿児島大学, 附属病院, 医員 (80633396)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | microRNA / 肺癌 / 特発性肺線維症 / 核酸 / マイクロRNA / 肺線維症 |
研究成果の概要 |
特発性肺線維症は高頻度に肺癌を合併するが、その治療法は限定されており、早期発見、新規治療の開発が望まれている。本研究では、microRNA(miRNA)に着目し、両疾患の病態に関与する分子ネットワークの探索を行った。 肺癌合併特発性肺線維症の臨床検体でmiRNAの発現を解析したところ、線維化部位、肺癌部位のmiRNA-29a (miR-29a)の発現が低下していた。miR-29aは肺癌細胞株、肺線維芽細胞株の増殖、遊走を抑制した。さらに、ゲノム科学的手法によりmiR-29aはLOXL2、SERPINH1を抑制することを明らかにした。両分子は本病態の解明に関与する重要な糸口となる可能性がある。
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