研究課題/領域番号 |
16K19553
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
内分泌学
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研究機関 | 宮崎大学 (2018-2019) 京都大学 (2016-2017) |
研究代表者 |
丸山 圭介 宮崎大学, 農学部, 准教授 (20612386)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 肥満減量手術 / 肥満減量手術モデルラット / インスリン分泌 / 膵β細胞 / ペプチドホルモン / 生理活性物質 / 減量手術モデルラット / 肥満減量手術モデル動物 |
研究成果の概要 |
本研究は、肥満減量手術モデルラットを確立して、減量手術における体重減少、糖代謝改善に寄与する内分泌的メカニズムの解明を目的とした。そこで、Wistar系肥満ラットを用いて、減量手術を模したモデルラット(RYGB ラット)を作製した。術後、グルコース負荷試験を実施したところ、RYGBモデルラットにおいてグルコース応答性インスリン分泌(GSIS)が著しく亢進していた。このGSISの亢進の“一部”にはGLP-1の関与が示唆された。そこで、本モデルラットのGSISの亢進に関与する生理活性ペプチドを、遺伝子の網羅的発現解析や、膵β細胞株をアッセイ系に使用したペプチド精製により同定することを試みた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
肥満減量手術に関する基礎研究により、体重減少、糖代謝改善のメカニズムを解明していくことは、急速に普及している肥満外科治療の有効性、安全性を検証し、さらなる発展を目指すうえで、決して欠かしてはならないものである。また、肥満減量手術の体重減少、糖代謝改善効果に関連した内因性因子の探索は、創薬へと繋がる可能性を秘めている。
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