研究課題/領域番号 |
16K19815
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
放射線科学
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研究機関 | 浜松医科大学 |
研究代表者 |
鈴木 千恵 浜松医科大学, 光尖端医学教育研究センター, 助教 (20637285)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | PET / アミノレブリン酸 / フッ素-18 / F-18 / 核医学 |
研究成果の概要 |
アミノレブリン酸 (ALA) 投与時の腫瘍におけるプロトポルフィリンIX (PpIX) 蓄積量を評価する画像診断法の開発を目的に、新規フッ素-18標識PETプローブの開発研究を行った。新規PETプローブ候補化合物は、臨床応用の容易な標識合成法で高収率かつ高純度に得られ、ALAとは異なる機序により腫瘍細胞に取り込まれるものの、in vivoではALA投与時にPpIXを高蓄積する腫瘍に高く取り込まれる可能性が示された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の研究成果は、アミノレブリン酸 (ALA) 投与時の腫瘍におけるプロトポルフィリンIX (PpIX) 蓄積量を評価する臨床応用可能な画像診断法の可能性を示しており、本画像診断法が実現すれば、蛍光ガイド下摘出術の可否やPDTの治療効果といったがんの治療方針決定に有用な情報を与え、個々の患者に適した治療法を早期に選択することを可能とし、効率の良い治療へとつながり、年々増え続けるがん患者の予後改善に大きく貢献するものと期待される。
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