研究課題/領域番号 |
16K19865
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
放射線科学
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研究機関 | 京都医療科学大学 |
研究代表者 |
松本 圭一 京都医療科学大学, 医療科学部, 准教授 (60393344)
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研究協力者 |
中村 仁美
荻野 友佳子
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 量子雑音除去 / ウェーブレット変換 / 核医学画像 / SPECT / PET / 二検出器型ガンマカメラ装置 / 雑音除去 / 放射線 |
研究成果の概要 |
本研究では、画像を空間周波数成分と位置情報に分解できるウェーブレット変換を利用した核医学画像の雑音除去手法(Weighted Bayes Wavelet Shtinkage method;WBWS法)を開発し、数値ファントムと3次元脳ファントムを用いて頻用されているフーリエ変換を利用した雑音除去手法と比較検討を行った。WBWS法はフーリエ変換を利用した雑音除去法と異なり、術者が各種条件設定をすることなく、効果的に雑音除去することが可能であった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
術者が経験や知識に基づいて任意の処理条件設定を行う必要がないウェーブレット変換を利用した開発手法(Weighted Bayes Wavelet Shtinkage method)は、核医学画像における量子雑音を局所的、効率的かつ簡便に除去することが可能であり、一般臨床核医学検査における定量性、再現性、および標準化に大きく貢献する可能性が示唆された。また、医療被ばくの最適化や更なる医療被ばく線量の低減にも貢献することが示唆された。
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