研究課題
若手研究(B)
マウス肝再生モデルを用いて肝再生血清糖鎖マーカーとしてWFA+-tenascinを同定した。生体肝移植ドナー術後保存検体およびCTでの肝再生率を検討し、ヒトにおいても有用な肝再生マーカーとなることが明らかとした。背景肝疾患での検討を行うと、劇症肝炎はWFA+-tenascinが高値であり、既知の予後予測との有意な正の相関を認め、予後予測として有用である可能性が示唆された。急性肝不全症例の死亡群ではWFA+- tenascin値が有意に高く、cut-off値を5700と決定した。予後予測式としての有用性を検討、特異度 88%、感度53%であり急性肝不全の予後予測として有用であることが示された。
すべて 2018
すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件、 オープンアクセス 1件)
In Vivo.
巻: 32 号: 3 ページ: 659-662
10.21873/invivo.11290