研究課題/領域番号 |
16K19947
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
消化器外科学
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研究機関 | 名古屋市立大学 |
研究代表者 |
齊藤 健太 名古屋市立大学, 大学院医学研究科, 助教 (10770240)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 膵癌 / リンパ管新生 / K-ras mutation / ,VEGF-C / VEGF-C |
研究成果の概要 |
膵癌のリンパ節転移メカニズムの解明を目的に以下の研究を行った.膵癌細胞株をVEGF-C強発現株とVEGF-C低発現株に分類した. VEGF-C強発現株はVEGF-C低発現株にくらべてリンパ管内皮細胞の浸潤能と管腔形成能を亢進した.また,K-ras mutationに着目して検討したところ,K-ras wildよりもK-ras mutationの膵癌細胞株でリンパ管新生能が高かった.これらはVEGF-C/VEGF-R3(VEGF-Cのレセプター)シグナルの抑制により低下し,このシグナルの膵癌リンパ管新生への関与と新たな治療ターゲットへの可能性が示唆された.
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