研究課題/領域番号 |
16K19970
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
心臓血管外科学
|
研究機関 | 和歌山県立医科大学 |
研究代表者 |
湯崎 充 和歌山県立医科大学, 医学部, 助教 (80405448)
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
|
配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
|
キーワード | 大動脈弁狭窄症 / TAVR / AVR / TAVI / 大動脈弁置換術 / 冠動脈血流 / CT / MRI / 人工弁 / 血流解析 |
研究成果の概要 |
4D flow MRIを用いて、外科的大動脈弁置換術後患者の左冠動脈入口部の血流を検出した。血流を解析する理論式を構築し、ウシ心膜弁とブタ大動脈弁の2種類を比較することを考えた。 しかし、研究期間中に径カテーテル的大動脈弁置換術(TAV)が導入され、同じ背景の2種の大動脈弁置換術後患者を集めるのが困難となった。TAVI弁の血流を解析することが必要と考えた。それまでに得られた知見からTAVI弁の血流解析をすること術前後のCTから3Dシミュレーションモデルを作製することができ、検討する基礎を築くことができた。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
大動脈弁狭窄症は加齢に伴い増加している。従来行われてきた外科的大動脈弁置換術に対して径カテーテル的大動脈弁置換術(TAVI)が爆発的に増加している。低侵襲性は疑いようもないが、従来の人工弁置換術とは埋め込み方が大きく違うことから、耐用性や特有の問題があることも事実である。 本研究では、TAVIで埋め込んだ人工弁の結構動態をシミュレーションモデルで検討する基礎を確立することが出来た。
|