研究課題/領域番号 |
16K19988
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
呼吸器外科学
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研究機関 | 宮崎大学 (2017-2018) 藤田保健衛生大学 (2016) |
研究代表者 |
前田 亮 宮崎大学, 医学部, 講師 (00648769)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | 肺癌 / 間質性肺炎 / 筋線維芽細胞 / 肺がん / 線維芽細胞 / 微小環境 / 癌 / 外科 |
研究成果の概要 |
間質性肺炎合併肺がん患者に対してのがん治療は、その急性増悪という観点から、十分になされていないのが現状であり、間質性肺炎合併肺がん患者に対する新規治療戦略を構築することが研究目的であった。マウスモデルにおいて、 間質性肺炎における肺微小環境は、肺がんのリンパ節転移、対側肺転移を促進させること、さらに、間質性肺炎合併肺がんの進展に対して、間質性肺炎治療薬である抗線維化薬ピルフェニドンが効果を示すことが立証された。抗線維化薬を投与し間質性肺炎を制御することが、新規治療戦略となり得る可能性が示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
間質性肺炎合併肺がん患者に対してのがん治療は、その急性増悪という観点から、十分になされていないのが現状である。この現状を打破するために、間質性肺炎合併肺がん患者に対する革新的治療戦略を構築することが必要である。本研究から、抗線維化薬を投与し間質性肺炎を制御することが、間質性肺炎合併肺がんに対する新規治療戦略となり得る可能性が示唆された.
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