研究課題/領域番号 |
16K20009
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
脳神経外科学
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
音羽 泰則 神戸大学, 医学研究科, 医学研究員 (40647765)
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研究協力者 |
平島 正則 神戸大学, 医学研究科, 准教授
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | Flt1 / Flk1 / 先天性水頭症 / 硬膜リンパ管 / 脳脊髄液 / 脈絡叢 / マウス / 遺伝子異常 / リンパ管 / 解剖学 |
研究成果の概要 |
我々は、VEGF-Aの受容体であるFlt1とFlk1のダブルヘテロ欠損(Flt1+/-; Flk1+/-)マウスが、先天性水頭症をきたし2ヶ月齢頃までに致死となることを見出した。ダブルヘテロマウスを解析し、排出経路として硬膜リンパ管と静脈洞が考えられた。Flk1+/-マウスでは、静脈洞周囲のリンパ管内皮細胞数の減少を認めたが、排出機能に異常は認めなかった。Flt1+/-マウスでは脈絡叢の浮腫を認めた。Flt1+/-;Flk1+/-マウスが先天性水頭症を起こす機序として、脈絡叢での脳脊髄液の増加によるもので、、ダブルヘテロとなることで、Flt1の欠損異常がより強く反映されると考えられた。
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