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貧血ラットに対する後腎移植および骨髄幹細胞移植の影響に関する検討

研究課題

研究課題/領域番号 16K20165
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 泌尿器科学
研究機関聖マリアンナ医科大学

研究代表者

勝岡 由一  聖マリアンナ医科大学, 医学部, 助教 (10770109)

研究協力者 横尾 隆  
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
キーワード後腎移植 / 腎性貧血 / エリスロポエチン / 腎不全 / 間葉系幹細胞 / 慢性腎不全 / 後腎 / 骨髄間葉系幹細胞 / EPO
研究成果の概要

腎不全に伴う腎性貧血に対する新たな治療法として、腎不全患者の体内で半永久的に自己由来のエリスロポエチン(EPO)を産生する臓器を作成することを目的とした。その基盤研究として、後腎を移植したラットへの骨髄間葉系幹細胞(MSC)のより効果的な追加投与方法を検討することにより、EPO産生能を向上させる手法の開発を目指した。後腎移植+MSC経静脈的または被膜下投与と対照群間でEPO産生能についてヘマトクリット値を指標に比較したところ、各群間で差を認めなかった。これは血管からMSCを投与する方法ではしばしば血管や肺に塞栓を引き起こすことや、MSCが局所へ十分届かないことなどが原因と考えられた。

研究成果の学術的意義や社会的意義

腎不全に伴う腎性貧血に対して、現在はリコンビナントのEPO製剤によって治療が行われている。しかし、生涯にわたってEPO製剤を投与し続けるのは、莫大な医療費負担になる。さらに、自然災害などによってEPO製剤供給が絶たれれば、腎不全患者は深刻な状況に追い込まれる。このような現況の中で,腎不全患者の体内で半永久的に自己由来のEPOを産生する臓器を作成することは大変意義がある。

報告書

(4件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書

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公開日: 2016-04-21   更新日: 2020-03-30  

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