研究課題/領域番号 |
16K20170
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
産婦人科学
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研究機関 | 秋田大学 |
研究代表者 |
白澤 弘光 秋田大学, 医学系研究科, 助教 (60598019)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 体外成熟培養 / 単為発生 / タイムラプスイメージング / 次世代シーケンサー / 異数性 / コヒーシン蛋白 / 卵子凍結 / 次世代シーケンサ / タイムラプス / 胚盤胞 / 栄養外胚葉 / 内部細胞塊 / 未成熟卵子 / fertility preservation / 細胞骨格 / 卵子老化 / 加齢性変化 / コヒーシン / 染色体分離 |
研究成果の概要 |
本研究では主に非刺激下摘出卵巣から未成熟卵子を回収し、体外成熟培養、単為発生プロセスをタイムラプス下に観察した。未成熟卵子回収手法についてはこれまでの子宮体癌摘出卵巣において、開腹および腹腔鏡下に得る独自の手法を用いた。回収した未成熟卵子については体外成熟培養を施行し、これまでのハンドメイドの培養液とコマーシャルメディウムによる体外成就培養成績の比較などを行った。また成熟卵子に対しては単為発生プロセスを詳細に観察し、第1極体放出タイミングとその後の単為発生成績の関連を明らかにした。また単為発生プロセスにおいて卵凍結-融解を行い、その後に次世代シーケンサを用いた異数性評価も行い安全性を観察した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究成果によって各年齢層における体外成熟培養後の単為発生能および卵子凍結安全性に関する評価が、染色体異数性およびタイムラプスイメージングによる動的挙動を踏まえて施行することが可能となった。これらの知見はヒト単為発生由来胚盤胞作成および効率的な多能幹細胞作成プロセスにも寄与する所見であり、その意義は大きいと考える。
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