研究課題/領域番号 |
16K20188
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
産婦人科学
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研究機関 | 滋賀医科大学 |
研究代表者 |
岸田 和美 滋賀医科大学, 医学部, 技術職員 (50582631)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 精子 / SPACA1 / 男性不妊 / 体外受精 / 雄性不妊 / Busulfan / ヒト / マウス / 生殖医学 |
研究成果の概要 |
先行研究ではSPACA1がヒト体外受精での胚発生に深く関与すると推察される結果を得た。SPACA1は卵活性化を担う可能性があると推察し(1)ヒト精子SPACA1の卵活性化に影響を及ぼす分子との関連性(2)化学療法誘導性マウスにおける精巣・精子中のSpaca1の発現および疑似Spaca1低発現マウスの作出 (3) Recombinant SPACA1注入による卵子活性に及ぼす影響の検討を行った。本研究期間内に十分な結果を得ることができなかったため、現在も進行中であるが、近日中に結果が得られる予定である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では精子先体関連タンパク質であるSPACA1に着目し、男性不妊症の効率的な胚発育および妊娠率の向上を図るシステム構築を目的としている。 Recombinant SPACA1をICSI時に卵子に注入することにより、卵子が活性化することが明らかになれば、精子による卵活性化障害に対する新しい治療を開発することができる。本研究が臨床応用されれば、日本における出生率の向上に繋がることが期待され、社会的に大きな意味を持つものであると考えられる。
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