研究課題/領域番号 |
16K20191
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
産婦人科学
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研究機関 | 山口大学 |
研究代表者 |
田村 功 山口大学, 医学部附属病院, 助教 (40610663)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
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キーワード | 子宮内膜 / 脱落膜化 / epigenetics / IGFBP-1 / ヒストンアセチル化 / ゲノム編集 |
研究成果の概要 |
脱落膜化マーカー遺伝子であるIGFBP-1の上流領域にはH3K27acが誘導されていた。よって、この領域がIGFBP-1遺伝子発現に関わるenhancer領域であると考え解析を行った。脱落膜化を誘導したところ、同領域の転写活性が上昇することを確認した。ChIP assayにより、この領域には様々な転写因子が結合することがわかった。さらに、enhancer領域のIGFBP-1遺伝子発現への関与を証明するため、ゲノム編集を行いenhancer欠失細胞を作成した。この細胞ではIGFBP-1発現が低下していた。以上より脱落膜化におけるIGFBP1発現に関与する新規enhancer領域が明らかとなった。
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