研究課題/領域番号 |
16K20204
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
産婦人科学
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研究機関 | 埼玉医科大学 |
研究代表者 |
栃木 秀乃 埼玉医科大学, 医学部, 非常勤講師 (90623695)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 着床不全 / 子宮内膜脱落膜化 / 習慣性流産 / マイクロRNA / 子宮内膜 / 脱落膜化 / miRNA / FOXO1 / 着床 / 子宮内膜 脱落膜化 / 生殖医学 |
研究成果の概要 |
本研究の成果として、miR-542-3pはIGFBP1の発現を直接制御することにより形態学的、機能的に子宮内膜脱落膜化過程に関与していることが明らかとなった。さらに今回同定した6種類のmiRNAのうち、miR-424とmiR-503を共に強制発現する事により、FOXO1等の脱落膜化に関連する遺伝子発現を制御していた。この2つのmiRNAのクラスターも脱落膜化過程において重要な役割を担っている事が示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
子宮内膜の分化過程である脱落膜化は妊娠の成立・維持に必須であり、その機能異常は着床不全、反復流産、妊娠高血圧症、子宮内胎児発育遅延などの病態の発症に深く関わっている事が広く知られている。しかし、その分化過程の分子学的なメカニズムは未解明な部分が多い。本研究の成果は、婦人科疾患の病態解明や治療標的の開発に役立てることができる。
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