研究課題/領域番号 |
16K20205
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
産婦人科学
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研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
小林 佑介 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 助教 (10439763)
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研究協力者 |
阪埜 浩司
冨永 英一郎
國富 晴子
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 卵巣癌 / 創薬 / ドラッグリポジショニング / メバロン酸合成経路 / ワールブルグ効果回避 / 酸化的リン酸化シフト / メバロン酸合成経路阻害剤 / ビスフォスフォネート / L-778123 / 婦人科腫瘍 |
研究成果の概要 |
スタチン製剤は、ファルネシル転移酵素およびゲラニルゲラニル転移酵素を含めたメバロン酸合成経路を阻害することだけでなく、その他の作用経路により多面的効果を示し抗腫瘍効果を発揮していることが示唆された。また、スタチン製剤が投与された卵巣癌細胞株において、フェニルアラニン、メチオニン、トリプトファン、バリン、アセチル補酵素AなどのTCA回路に関わる代謝物が増加する一方で、嫌気的解糖経路の最終産物である乳酸が減少していた。スタチン製剤がワールブルク効果を回避し、TCA回路を活性化させミトコンドリアでの酸化的リン酸化にシフトさせている可能性が示唆された。
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