研究課題/領域番号 |
16K20226
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
耳鼻咽喉科学
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研究機関 | 山形大学 |
研究代表者 |
千葉 真人 山形大学, 医学部, 非常勤講師 (80594324)
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研究協力者 |
欠畑 誠治
伊藤 吏
新川 智佳子
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 前庭有毛細胞 / Muse細胞 / 内耳再生 / 内耳前庭障害 / MUSE細胞 / 再生 / 前庭機能障害 / ゲンタマイシン鼓室内投与 / 移植・再生医療 |
研究成果の概要 |
われわれはモルモット鼓室内にゲンタマイシン(40㎎/ml)を投与した後に安定した内耳障害と、十分な体重増加量、死亡個体がないことなど優れた点を多く確認しいずれも組織障害は有毛細胞のみであり支持細胞などの周辺環境の組織形態は保たれていることを確認した。これらのモデルにMUSE細胞を投与し、2週間の時点で移植細胞が前庭組織内に生着していることを確認した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
従来モルモットにおいて前庭有毛細胞を傷害する方法として、アミノグリコシド系薬剤の投与が施行されてきた。投与薬剤はゲンタマイシンやアミカシンなどの種類があ り、投与経路としては腹腔内投与や鼓室内投与がある。いずれの方法においても安定した障害を引き起こすことは困難であったが、今回我々が開発した方法により、個体間のばらつきが少なく安定した内耳障害を達成することが可能となった。
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