研究課題/領域番号 |
16K20325
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
眼科学
|
研究機関 | 京都府立医科大学 |
研究代表者 |
畑中 宏樹 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 客員講師 (80368050)
|
研究協力者 |
米田 一仁 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (00347460)
山岸 哲哉 京都府立医科大学, 医学部附属病院, 助教 (40733572)
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
|
配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2017年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
|
キーワード | 線維化 / epigenesis / HDAC / CNV / AMD / 眼内線維化 / epigenetic / HAT / 眼科学 / 眼生化学 / 分子生物学 |
研究成果の概要 |
加齢黄斑変性(AMD)では脈絡膜新生血管を伴う組織線維化が予後不良因子となっている。しかし、この線維化を標的とした治療は未だ存在しない。近年、線維性疾患の進展にepigenetic調節機構の破綻が示唆され、様々な臓器でヒストン脱アセチル(HDAC)阻害による線維化阻害効果が報告されている。我々が所持する新規HDAC阻害剤(OBP801)は、線維化のみならずCNVや瘢痕化まで抑制する可能性が網羅的遺伝子解析により示唆された。そこで、in vivoでの薬理効果を検証したところ、当該薬により線維組織形成及び、CNVの減少が認められた。この結果は、OBP801のAMD治療薬としての有効性を示唆する。
|