研究課題/領域番号 |
16K20346
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
小児外科学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
原田 結 九州大学, 薬学研究院, 助教 (00608507)
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連携研究者 |
川久保 尚徳 九州大学, 大学病院, 助教 (90711185)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2016年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 神経芽腫 / 自然退縮 / MYCN / 自然抗体 / 免疫 / 小児腫瘍学 |
研究成果の概要 |
神経芽腫自然発生モデルマウス(ヒトMYCN Tgマウス)を用い、各種depletion抗体を用いて自然退縮率の検討を行った結果、CD4陽性T細胞、CD8陽性T細胞、NK細胞の影響は無視できる程度であることが明らかになった。 一方で、腹腔内に存在するB細胞が産生する自然抗体、中でもIgMおよびIgG3の血中濃度と自然退縮との間には正の相関があり、CDC活性があることも確認が出来た。ところが、これら抗体は退縮時のバイオマーカーとしては有用であるものの、そのエフェクターとして働いてはいないことが示唆された。母体からの移行抗体の影響についてはさらなる精査が必要であると考えられる。
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