研究課題/領域番号 |
16K20381
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
救急医学
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研究機関 | 岐阜大学 |
研究代表者 |
鈴木 浩大 岐阜大学, 医学部附属病院, 助教 (80724583)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 敗血症 / 多臓器不全 / リコンビナントトロンボモジュリン / 血管内皮傷害 / 抗炎症 / リコンビナントロンボモジュリン |
研究成果の概要 |
敗血症時には過剰炎症により全身の血管内皮障害が引き起こされ、多臓器不全が進行する。リコンビナントトロンボモジュリン (rTM) は抗凝固作用に加えて抗炎症作用を有することが知られている。本検討により敗血症マウスと比較しrTM投与マウスでは、LPS投与48時間後の生存率が有意に改善し、心臓、肺、肝臓、腎臓の臓器障害も有意に抑制された。各臓器の微小血管の超微形態を観察すると、敗血症マウスでみられた血管内皮内腔構造の破綻やその表面にある血管内皮グリコカリックスの逸脱がrTM投与マウスで抑制されていた。以上より、rTMを投与することで血管内皮傷害から保護し、生存率の改善に寄与する可能性が示唆された。
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