研究課題/領域番号 |
16K20453
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
保存治療系歯学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
岡本 基岐 大阪大学, 歯学部附属病院, 医員 (60755354)
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研究協力者 |
マナヒルアリ サイード
渡邉 昌克
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 歯学 / 覆髄 / 象牙質 / 歯髄 / 再生 / 歯内治療学 / 象牙質再生 / 低酸素誘導因子 |
研究成果の概要 |
TIMP1は細胞外基質の分解に中心的な働きをするMMPの阻害作用を持つが、歯髄細胞に対して、創傷治癒に関係する細胞機能を促進することが明らかとなり、第三象牙質を誘導することが明らかとなった。TIMP1の作用メカニズムとして、HIF1αにより調節を受ける遺伝子群が考えらえたため、疑似的なHIF促進剤であるDFOを作用させるとTIMP1と同様に第三象牙質形成を誘導した。これらの作用はラパマイシンを投与することで阻害されるため、歯髄の創傷治癒においてラパマイシンをの標的であるmTORやHIFは重要な働きをしていることが示され、生物学的覆髄剤開発の標的となりうる可能性が示唆された。
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