研究課題/領域番号 |
16K20506
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
補綴・理工系歯学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
大城 和可奈 九州大学, 歯学研究院, 特別研究員 (00757990)
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研究協力者 |
熱田 生 九州大学, 大学院歯学研究院・口腔機能修復学講座インプラント・義歯補綴学分野, 准教授
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2017年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 水熱処理 / チタンインプラント / 表面性状 / 歯科インプラント / 上皮封鎖性向上 / 表面性状改質 / カルシウム水熱処理 / チタン / インプラント |
研究成果の概要 |
歯科インプラント治療において、歯肉貫通部における上皮封鎖は細菌などの外来因子の侵入を防ぐ上で大変重要と考えられる。しかしながら、インプラント-歯肉間の封鎖性を高める有効な手段は未だ確立されていない。そこで本研究では、様々な細胞の接着に重要な役割を果たすカルシウムを水熱処理によってチタンインプラント表面に修飾することで、上皮との高い封鎖性を獲得するという仮説を検証することとした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
現在インプラント治療は高い成功率を示しているが、インプラント周囲炎に罹患するリスクも増加しており、その主な要因としてプラーク付着による周囲歯肉の炎症があげられる.本研究ではインプラントアバットメント部で主に用いられる純チタンに水熱処理を施し細菌が付着しにくい超親水性の表面性状に変化させ、表面へのプラークの付着度合について解析するとともに、経時的な表面性状の変化を解析し、水熱処理による表面改質がプラーク付着の長期的な予防に有効であるか検討することを目的とする.
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