研究課題/領域番号 |
16K20514
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
補綴・理工系歯学
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研究機関 | 昭和大学 |
研究代表者 |
葭澤 秀一郎 昭和大学, 歯学部, 兼任講師 (60710382)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 睡眠時ブラキシズム / バイオフィードバック / 口腔内装置 / 咀嚼筋筋活動 / 振動 / ブラキシズム / スプリント / 睡眠 / 振動型スプリント / 睡眠時時ブラキシズム / バイブレーション |
研究成果の概要 |
睡眠時ブラキシズムは睡眠中に行われる歯ぎしりや食いしばりの総称である.顎口腔系に与える影響として顎関節症,閉口筋の疼痛,歯の咬耗,歯根破折,咬合性外傷,補綴物の破損等が認められる.この力を軽減することが出来れば,歯科治療の予後,患者のQOL を大きく改善できると考えられている.本研究では振動によるバイオフィードバックを用いた睡眠時ブラキシズム抑制装置を開発し,睡眠に影響を及ぼすことなく,睡眠時ブラキシズム持続時間を抑制することに成功した.これにより本装置が睡眠時ブラキシズムのマネジメントに有効な方法であることが示唆された.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究で開発した振動刺激を用いた睡眠時ブラキシズ抑制装置は,刺激により睡眠に影響を及ぼすことなく,単位時間あたりの睡眠時ブラキシズム持続時間を抑制したことから,睡眠時ブラキシズムのマネジメントに有効な方法であることが示唆された.これまで広く使用されていた通常の口腔内装置等のみでは症状が改善しなかった患者の顎口腔系を保護する方法として,今後多くの患者を救うことのできるマネジメント法となるものと考えられる.
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