研究成果の概要 |
NPインプラント群ではtype-I,XIIコラーゲンいずれも有意な発現の変化を認めなかったが,PSインプラント群では,type-XIIコラーゲンの有意な発現の増加を認めた.また,細胞接着関連物質 integrin a1,b1, connexin43の発現は,sham群,NP群と比べてPS群で有意に発現が増加していた.以上の結果から,NPインプラント群と比べてPSインプラント群周囲の軟組織ではtype XIIコラーゲンの有意な発現の増加しており,また細胞接着関連因子の発現の増加も認めたことからPSインプラント周囲軟組織は強固で安定した組織形態になっていることが示唆された.
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