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COX-2,ケモカインシステムを標的にした口腔癌リンパ節後発転移に対する治療戦略

研究課題

研究課題/領域番号 16K20558
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 外科系歯学
研究機関群馬大学

研究代表者

小川 将  群馬大学, 医学部附属病院, 助教 (70622041)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
キーワード口腔癌 / 舌癌 / 扁平上皮癌 / COX-2 / PGES / 口腔扁平上皮癌 / 頸部リンパ節後発転移 / PEGS / ケモカインシステム
研究成果の概要

COX-2は,頸部リンパ節後発 転移症例, 高悪性型(浸潤様式 INF-C)に有意に高発現を認め,舌癌における後発リンパ節転移予測因子および悪性度の指標となり得る可能性が示唆された.PGESはCOX-2と同様に舌扁平上皮癌細胞に高発現を認め,COX-2発現と有意な相関が認められた。臨床病理学的因子との関連性の検討では,COX-2と同様に頸部リンパ節後発転移の症例で有意に高発現を認め, 舌扁平上皮癌の進展(特に頸部リンパ節転移において)へのCOX系代謝の連関が示唆された.

研究成果の学術的意義や社会的意義

COX-2は,頸部リンパ節後発転移症例,高悪性型(浸潤様式 INF-C)に有意に高発現を認め,舌癌における後発リンパ節転移予測因子および悪性度の指標となり得る可能性が示唆された.PGESはCOX-2と同様に舌扁平上皮癌細胞に高発現を認め,COX-2発現と有意な相関が認められた。臨床病理学的因子との関連性の検討では,COX-2と同様に頸部リンパ節後発転移の症例で有意に高発現を認め, 舌扁平上皮癌頸部リンパ節転移においてCOX系代謝の連関が示唆された.COX-2 選択的阻害薬がその副作用の面で問題が生じたことから,PGESやEP2R,EP4Rが新たな治療の標的となる可能性がある.

報告書

(4件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2020

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 口腔扁平上皮癌におけるCOX-2およびPGES発現に関する臨床病理学的検討2020

    • 著者名/発表者名
      小川 将
    • 学会等名
      日本口腔腫瘍学会学術総会
    • 関連する報告書
      2018 実績報告書

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公開日: 2016-04-21   更新日: 2020-03-30  

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