研究課題
若手研究(B)
我々は異なる組織型のエナメル上皮腫細胞株AM-1(叢状型)とAM-3(濾胞型)の集団的浸潤形態を比較評価するため、Double Layered Collagen Gel Hemisphere 培養法(DL-CGH法)による3次元培養実験を行った。また、線維芽細胞の存在が腫瘍細胞の浸潤形態に与える影響についても調べた。腫瘍細胞単独では、それぞれの細胞株は異なる浸潤形態を示した。すなわち、AM-1は浸潤突起を積極的に形成して叢状に浸潤するのに対し、 AM-3は細胞集団が互いの細胞接着を保ちながら平滑に浸潤していた。また、線維芽細胞の存在は腫瘍細胞の浸潤形態に影響を及ぼすことが分かった。
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すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (4件) (うち国際学会 2件)
FEBS Open Bio
巻: 7 号: 12 ページ: 2000-2007
10.1002/2211-5463.12313
120006380405