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βディフェンシンを介したレプチンによる口腔粘膜治療薬としての可能性

研究課題

研究課題/領域番号 16K20623
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 外科系歯学
研究機関鶴見大学

研究代表者

梅木 泰親  鶴見大学, 歯学部, 助教 (10552408)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
キーワードレプチン / βディフェンシン / 口腔粘膜 / 治療 / 創傷治癒 / ディフェンシン / 口腔
研究成果の概要

レプチンの口腔粘膜創傷治癒促進効果について、上皮細胞に対するhBD-2 が関与している可能性につき明らかにすることを目的に、日本家兎の下顎歯肉に化学熱傷を作成した。翌日より同部にレプチンもしくは PBS を混和しゲル化させたものを創部に毎日貼付し、組織採取後hBD-2のタンパク質発現を免疫組織化学的手法にて検討した。
また、上皮細胞に炎症を惹起させた際に、レプチンを作用させることで、上皮細胞にどのような影響を及ぼすか明らかにすることを目的に、in vitro において口腔粘膜上皮細胞を培養し、ニコチンを作用させ、レプチン添加群、非添加群にわけて、口腔粘膜上皮細胞の増殖について検討した。

研究成果の学術的意義や社会的意義

口腔内の環境に起因する口腔粘膜疾患(白板症や扁平苔癬など)や難治性の歯周病などは今後ますます増加するであろう疾患であるが、その積極的な治療法は未だ確立されておらず、早期の治療法の開発が望まれる。また、わが国の喫煙者は約1,500万人と推定され、これらの喫煙者の口腔内における難治性疾患の治療法の確立も急務であると言える。本研究は口腔粘膜創傷治癒促進作用のあるレプチンと、炎症状態にある口腔環境中に発現しているhBD-2や炎症性サイトカインとの関連に着目し、新たな治療法、あるいは補助療法としてレプチンの有用性が確認できれば、今後の新たな治療法をもたらす、国民に大いに貢献しうる研究であると考える。

報告書

(4件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書

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公開日: 2016-04-21   更新日: 2020-03-30  

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