研究課題/領域番号 |
16K20725
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
基礎看護学
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研究機関 | 島根県立大学 |
研究代表者 |
小川 智子 島根県立大学, 看護栄養学部, 助教 (50551751)
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研究協力者 |
今若 陽子
天野 和子
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 保健師 / 専門職としての自信 / 現任教育 / 教育プログラム / キャリア形成 / 新任期 / 関連要因 / 現任教育プログラム |
研究成果の概要 |
本研究では、保健師の専門職としての自信の構造を明らかにして、その構造を包含する現任教育プログラムを開発して効果を検証した。その結果、保健師の専門職としての自信は、「発展的な公衆衛生看護活動」「現任教育での主体的な学習」「専門職としての根拠に基づく実践」「キャリア形成における職場環境」の4因子を有する構造であった。本研究で開発した現任教育プログラムは、保健師の実践力への有益性が示唆された。しかし、自信を高める教育プログラムを開発するためには、教育方法を更に検証する必要がある。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究における専門職としての自信の構造と関連要因の明確化は、保健師が実践において自信を高める要因を明らかにするとともに、専門職としての自信が保健師の実践能力の向上だけでなく、バーンアウトを予防するといったキャリア形成に肝要な概念であることを明らかにした。本研究で実施した現任教育プログラムは、保健師の実践力を育む現任教育への有益性を示した。保健師の現任教育の充実は、複雑化多様化する地域住民の健康課題を解決する保健師活動に寄与する。
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