研究課題/領域番号 |
16K20733
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
基礎看護学
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研究機関 | 自治医科大学 |
研究代表者 |
八木 街子 (佐伯街子) 自治医科大学, 看護学部, 講師 (60610756)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 医療安全 / 遠隔学習 / 自己学習 / 医療職教育 / 学習支援 / eラーニング / 医療事故情報 / 看護教育 / 遠隔教育 / 看護学 / 教育工学 / 保健・福祉 |
研究成果の概要 |
本研究では20項目の医療事故情報をもとに作成されたシミュレーション教材,10項目のヒューマンエラーに関する動画教材を Adobe Captivateを用いて作成した.シミュレーション教材は,学習者の学習を促進するために1.ホットスポット問題,2.文章作成問題,3.選択問題,4.実際の事例提示,5.確認のためのホットスポット問題の5段階で構成した.109人(29~57歳)の看護師を対象に学習ログとアンケート/インタビュー調査を行った結果,対象者は実施により事故の影響度とその対応策を理解することができたことが分かった.また,学習者は画像情報よりも文字情報の方が理解しやすいことも明らかになった.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究で作成する教材は,事故事例の事故内容,発生状況,影響度などについてストーリーを用いて状況をイメージしながら自己学習するだけでなく,その学習管理ができる点に新奇性がある.また,eラーニングを用いることで,発生した場合に非常にリスクの高い事故事例に関しても,習得するまで繰り返し学習可能であり,医療安全に大きく寄与する.加えて,これまで個々の組織にて実施していた医療安全教育・管理を補完する役割も果たすことから,教育・業務サポートツールとしての貢献度も高い.
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