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末梢静脈怒張法に関するガイドライン作成に向けた試み-タッピング法の効果の検証

研究課題

研究課題/領域番号 16K20741
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 基礎看護学
研究機関吉備国際大学

研究代表者

市村 美香  吉備国際大学, 保健医療福祉学部, 講師 (80712281)

研究協力者 荻野 哲也  岡山県立大学, 保健福祉学部看護学科, 教授
佐々木 新介  岡山県立大学, 保健福祉学部看護学科, 准教授
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2016年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
キーワードtapping / vasodilatation / venipuncture / venous palpation / nurses / vasodilation / 看護学
研究成果の概要

本研究の目的は、血管が浮きにくい人に対してもタッピングが有効な静脈怒張法であるか検討することである。実験はタッピング(5秒で10回軽く叩く)する/しないを実施し、怒張度や静脈要因などを比較した。分析には、符号検定(怒張度)と対応のあるt検定(静脈要因)を用いた。
結果は、19-22歳の20名(男性4名、女性16名)が対象となり、採血の失敗が時々ある~よくある人が6割を占めた。タッピング効果は、静脈断面積が有意に増大(対照14.6±9.12mm2、実験15.2±9.79mm2)し、深さが有意に短縮(対照4.57±2.31mm、実験4.23±2.41mm)したことから、血管拡張効果が認められた。

研究成果の学術的意義や社会的意義

静脈怒張法としては様々な方法が知られているが、その効果を詳細に検証した研究はほとんどなく、ガイドラインにもエビデンスはあまり記載されていない。本研究では、血管が浮きにくい人に対してもタッピングによる血管拡張効果が認められ、タッピング法の効果と静脈怒張法としてのエビデンスを示すことができた。タッピング法は、手軽に短時間で行える方法であり、多忙な臨床現場のニーズに適した方法であるため、今回の研究成果がもたらす意義は大きいと考える。

報告書

(4件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2017

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 末梢静脈穿刺におけるタッピング法の効果の検証-静脈穿刺困難者を対象として-2017

    • 著者名/発表者名
      市村美香(代表)、佐々木新介
    • 学会等名
      第37回日本看護科学学会学術集会
    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書

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公開日: 2016-04-21   更新日: 2020-03-30  

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